+拘束 Ver2.0+
Scean7


教室にはもう陽と望だけになっていた。
陽の身体は手足とも縛られたまま、下半身が裸でその場に寝転がっている。
そんな陽に望は手足の紐を解きながら、
「先輩、、、また遊びましょうね?」
何事も無かったかのように言い放つ。
そんな望に陽は『キッ!!』と望をにらみつけ言う。
「っ!!なっ、、、誰がお前なんかと、、、」
反論しようとする陽に望は先程周りにいた皆が撮っていたデジカメの画像を見せる。
「!!!!!そっれ、、、」
「よく撮れてるでしょ?
先輩のちんちんがビンビンなとことか、、、出ちゃってるとことか、、、
他にもまだまだあるよ、、、お尻の穴に入れられてるとことか色々ね、、、」
「おまっ、、、!!」
上半身だけの学生服姿で望に襲い掛かろうとする陽に望は、
「っと先輩?、、、写真、、、此処にあるのだけじゃないからね、、、
さっき帰っちゃった人達も何人かカメラ持ってたし、
中にはビデオカメラもあったよ、、、
、、、僕に何かあればどうなるか、、、わかるよね?」
にやけながら言う望に、陽はその場で固まってしまう。
「!!っあ、、、」
「あははっ、、、先輩って思ってたより物解りが良いよね。
ともかく、、、先輩はもう僕達のおもちゃなんだから、、、ネ。」
そう言うと望も教室を後にした。
教室に残ったのは下半身だけが裸の望が残った、、、
上半身の学生服も、自分の精液で汚れてしまっている。
「俺、、、どうすれば、、、」
陽はその場に頭をかかえ、ひざをつく。
望が今回の件の首謀者だってことはなんとなく解った、、、
自分が望に『ふざけんな!!』って殴りかかればどうにかなったかもしれない、、、
でも出来なかった、、、
自分の痴態、、、それを自分の眼でで見てしまったことによる恥ずかしさ、、、
そして行為中にずっと感じてたこと、、、今までに感じたことのない不思議な感じ、、、
『自分も求めている、、、』
今の陽にはそう思うことは出来なかった。
でも陽の本能は求めてた、、、
いつしか逃げられない感じに捕われていくことを、、、


[1]あとがき
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