プレゼント
Scean6


「あ、、、」
「よっ、、、やっと起きたな。」
哲哉の顔を見るなり顔を赤くし、布団で自分の顔を隠す。
「んだよ、、、」
「だって、、、なんか、、、恥ずかしくて、、、」
「でもさ、、、昨日はほんっと最高の誕生日だった、、、
今までの誕生日の中でも一番嬉しかった、、、翼、、、」
「、、、哲哉、、、」
「へへっ、、、でもプレゼントでいきなり、
『僕じゃだめかな?』って言った時は、流石に驚いたよ。」
「!!あっ、、、あれは、、、そのっ、、、」
また顔を赤くし、布団で自分の顔を隠してしまう。
「そう照れるなって。
まっ、、、俺的には最高のプレゼントだったけどな、、、今までで最高の、、、」
「えっ、、、」
「翼は俺だけのもの、、、それが嬉しい、、、
今までずっと思ってた事があるんだ、、、
翼が、、、俺だけのもんだったら、、、って」
「、、、」
翼は黙って哲也の言う事を聞いている。
「でもそれって俺のエゴみたいなもんだろ?
だから、、、なかなか言えなくてさ、、、」
「、、、」
「今度会ったら、、、今度会ったら、、、って、、、思ってて、、、ずっと言えなくて、、、」
「哲哉、、、」
「翼は、、、俺のもん、、、だよな?」
「、、、うん、、、俺は、、、哲哉だけだよ、、、大切な、、、大好きな、、、哲哉の、、、」
「俺も、、、お前だけだよ、、、愛してるよ、、、」
「俺も、、、愛してる、、、」
そう言うと哲哉は翼に口づけた。


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