+White Love+
Scean9


「結局今年もある意味一人だった訳だ、、、」
苦笑いしながら涼太は言う。
「そうだね、、、僕もだよ、、、」
遥もまたそれにあわせるように言う。
「だけど、、、やっぱりクリスマスは好きな人と過ごしたかったな、、、」
「へぇ、、、誰と?誰とだよ?」
からかいながら涼太は聞く。
「ばっ、、、からかうなよ!!」
「別にからかってないさ。ただお前の好きなのは誰かな?って思っただけ。」
「それをからかってるって言うんだろ!!」
「そうか?俺は言ってくれた方が嬉しいけどな。」
「あっ、、、」
遥は赤面し、無言になってしまう。
「へへっ、、、まぁ少なくとも俺はお前と過ごしたかったな。」
「えっ、、、」
涼太は遥に照れ笑いしながら言う。
「うん、、、僕もいたかった、、、涼太と、、、」
遥もまた照れながら言う。
「ねぇ、、、来年は、、、一緒に過ごそうね、、、クリスマス」
「そうだな、、、」
そう言うと涼太は遥に口づけた。


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