+会えてよかった+
五話


自分を必要としてくれることが、嬉しくてたまらなかった。
どんなに小さなことでも、自分のことを頼ってくれる。
…嬉しかった…本当に嬉しかった…
そして自分は尚希が好きで、尚希も自分を好きだと言ってくれた。
一番尚希の近くに寄れたこと…最初で最後…忘れられない、一番に尚希を感じた唯一の瞬間だった…


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