挿入

「圭吾、早くっ、いれてっ…はぁ、はぁ」
透磨は大きく息を切らせながらベッドの上で足を開き、自分のアナルを目の前にいる圭吾に見せる。
既に指で慣らされた部位は、まるで呼吸をしているかのようにひくついている。
「入れるって、何をドコにだよ？」
その透磨の姿と言葉を耳にすると、圭吾は顔をにやつかせて、透磨のして欲しいことを解っていながら問いかける。
「だからっ…圭吾のおちんちん、僕のお尻に…早くっ…」
もう我慢の出来ない状態にまでなっていた透磨は、恥ずかしげもなく言ってきた。
圭吾の目に映る透磨のアナルは延々とひくつきを繰り返し、それはまるで自分を誘いかけているようにも見える。
「これが欲しいの？」
透磨の返事を聞くと、圭吾はそのひくつくアナルに自分の大きくなったペニスを当てる。
大量の血液が流れ続ける圭吾のペニスは激しく脈打っており、その感触は透磨のアナルを通じて前進に伝わってきた。
「うん、それっ…圭吾のおちんちん、早く僕のお尻の中に入れて…」
透磨は自分のアナルに感じる圭吾の熱い感覚を感じ取ると、再び恥ずかしげもなく返事を返してきた。
そして圭吾は透磨の言葉を聞き入れると、ピタピタとアナルに当てていた自分のペニスを、小さな穴の中へと埋め込んでいく。
「んっ、はぁっ…すげ、どんどん入ってく…」
「はぁぁっ…圭吾の、おちんちん…僕の中、入って…んっ、はぁっ！」
ズブズブととても鈍い音を出しながら、圭吾のペニスは透磨の中へと入り込んでいく。
指で完全に解された透磨のアナルは、放っておいても飲み込まれてしまいそうだった。
「奥まで入った…。動くぞ」
「んっ、ふぅっ…。んあぁぁっ！！」
透磨のアナルへと完全にペニスを埋めこむと、圭吾はすぐに自分の腰を前後に動かし始める。
「はぁっ…はぁっ…。すげ、お前のお尻、温かくて…」
「んぁぁっ！　圭吾のおちんちん…僕の中に入って…はふぁぁっ！」
圭吾のペニスは、透磨のアナルの中を激しく出し入れを繰り返す。
ぐちゅぐちゅとぬめりを持つ液体の擦れ合い、とてもいやらしい音を出していく。
「スゲー気持ち良い…お前のお尻、すごく締め付けて…」
「僕もっ…圭吾のおちんちんがっ、身体の中に入って…熱い、よぉ…はふぁっ！」
いやらしい液体の絡まりあう卑猥な音は、止まる気配を見せない。
むしろその音は、時と共に激しさを増していく。
「透磨のおちんちんも、感じてんだ…はぁっ、はぁっ…」
「やっ、だ…そこ、触っちゃ…んはぁっ！」
やがて圭吾の手は、透磨のペニスへと触れられる。
大量の先走りの液体によって包まれた透磨のペニスを、圭吾は優しく愛撫し始めた。
「ヌルヌルしたのがいっぱい出てる…」
「はっ、いっちゃ、やだ…っくはぁっ！」
透磨のペニスに触れた手を上下に動かしてやると、透磨は身体を大きく仰け反らせてきた。
前後に与えられる快楽を前に、透磨は全身を走る気持ち良さの虜になってしまう。
口からは熱い吐息と喘ぎを上げ、ペニスからは止め処なく先走りを放出し、アナルも圭吾のことを強く締め付けて放さない。
「透磨のおちんちん、凄くヒクヒクしてる…もうイッちゃう？」
そして圭吾が手で触れていた透磨のペニスは、まるで震えているかのような動きを見せてきた。
「僕っ…もう、ダメっ、だよぉ…我慢、できなっ…はふぁっ！」
それに合わせるよう、透磨自身も限界が近いことを伝えてくる。
「…まだ、ダメだっ…もっと、もっとよがって見せろよな…」
しかし圭吾はそう言って、手に持った透磨のペニスを強く握り締める。
すると抑え込まれてしまった射精感を前に、透磨は悲鳴にもにた声を一瞬あげ、だらしのない声で返事を返してきた。
「はひっ！　らっ、らめっ…僕っ、おかひくなっちゃ…はぁぁぁっ！！」
「もう少し…我慢してくれよな…はぁっ」
そう言って圭吾は自分の腰の動きを今までにないほど激しくさせ、透磨のペニスを握り締める力も強くしていく。
透磨の全身には痛みにも似た感覚が走り抜けるが、もはやその感覚すらも快楽に感じてしまう。
口はだらしなく開き、そこからは止め処なくよだれが流れていく。
「…はや、くっ…イかせ、てぇ…。頭の中、変になっちゃ…はひっ、はひっ」
透磨は全身は痙攣させ始め、その身体はもう限界を超えているとすぐに解る。
それでも圭吾は自分に射精感が訪れるまでは、透磨がイクことを絶対にさせない。
力いっぱいに握り締める透磨のペニスは充血し出し、今にも破裂してしまいそうな勢いだった。
「ら、めぇ…はっ、はっ…だめぇぇ…イかせ、はふっ…てぇ…」
透磨はもう、何がなんだか解らなくなっていた。
ただとにかく早く、自分のペニスから溜め込んだものを早くに放出したい…。その一心だけだった。
「はぁっ…っく、俺ももうっ、イクッ…。っく！　っくぁぁぁっ！！」
やがて圭吾の身体も透磨と同じように大きくひくつかせると、アナルに入れ込んだペニスから射精をする。
それは圭吾の全身から力を奪い去っていき、握り締めていた透磨のペニスからも手が放れていく。
「ふっ、んぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！」
その瞬間に、閉じ込められていた快楽が勢いよく外に放出されていく。
透磨は全身をガクガクとさせながら、そそり立つペニスからは大量の精液が流れ出す。
「透磨…っく、すげぇ…締め付けてきやがるっ…痛いくらいだ…」
そして射精に合わせるよう、透磨のアナルは激しく圭吾のペニスを締め付ける。
それは全てを自分の中に出して欲しいというようにも感じられ、圭吾は自分の精液を搾り出されているような気分だった。
「はふぁっ…圭吾の、精液…いっぱい、出てる…熱いのが…いっぱい」
透磨はその精液が流れ込んでくる感触を、全身で感じ取る。
とても熱い液体は、まるで全身を流れる血液と同じように身体を駆け巡る。
「うぁぁ…透磨…っ」
「圭吾…あふぁ、ふぁぁぁ…」
透磨はその場で瞳をボーっとさせたまま、射精の快楽と体内に感じる圭吾のことを、ひたすらに感じ続けていた。

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