+初えっち+
Scean3


何度か達弥の家には行った事がある。
凄い大きな家だ。
「こんなに広いと、やっぱ一人じゃ寂しいよな、、、」
そんなことを言いながら、達弥の家に入っていった。
「あっ!!俊一君こっちだよ!!」
家の外で待ち構えていたかのように、達弥は俊一に走り寄ってきた。
そのまま俊一の身体に抱きつき、腕を組む。
「わっぁ、、、」
「早く。早く。」
「ちょ、、、達弥君、、、あんまひっぱんないで、、、」
「あっ、、、ごめん、、、なんか嬉しくて、、、」
そう言うと達弥は腕を放し、家の中に案内する。
「やっぱ達弥君の家って広いよね、、、凄い羨ましいよ。」
「そう?あんま広いのも考えものなんだけどね。
ねっ!!僕の部屋に行こ。」
「あ、、、うん。」
達弥の部屋、、、達弥君の家に行ったときは大体此処にいる。
最初はゲームとかして遊んで、、、帰る少し前くらいに、、、
抱きしめてキスして、お互いに『好き』と言い合う、、、
それだけ、、、本当にそれだけ、、、
今日は泊まるけど、そんな感じだと思った。
別に嫌って訳じゃない。僕も達弥君の事好きだし、
達弥君と二人きりでこういうことが出来る事、、、
本当に嬉しいから、、、
でも今日はなんかいつもと違ってた。
部屋に入り二人きりになるなり、沈黙してしまう、、、
達弥は何も話そうとしないし、、、
ただ、俊一の手をずっと握ったまま離そうとはしなかった。
しばらくの沈黙の後に、
達弥は俊一に言った。
「、、、ねぇ、、、キスして、、、」
「え、、、うん、、、」
俊一は達弥に口づける。
「ん、、、ねぇ、、、俊一君は、、、僕の事、、、好き?」
「うん、、、達弥君のこと、、、好きだよ、、、」
「、、、」
達弥は無言でその場に立ち上がると、突然服を脱ぎだす、、、
「なっ!!達弥君!?」
すぐに裸になり、達弥は俊一の方を向き近づいていく。
「ねぇ、、、抱いてよ、、、」
そう言いながら達弥は俊一の身体に抱きつく。
「僕の事、、、抱いて、、、」
「達弥、、、君、、、なに、、、いって、、、」
「僕を、、、抱いて欲しい、、、俊一君に、、、」
身体をすり寄せながら達弥は言う。
「達弥、、、君、、、!!だめっ!!ダメだよ!!」
俊一はそう言うと眼を横に向け、達弥を自分の身体から離す。
「まだエッチなんて、、、僕ら、、、まだ、、、そんなこと、、、」
「、、、なんで、、、俊一君、、、僕の事好きなら、、、好きなら、、、」
達弥はその場で泣き出してしまった。
「ひっく、、、好きって言われる事、、、嬉しいよ、、、
でも、、、、、、俊一君全然、、、僕の事抱いてくれないから、、、
好きだって言ってくれる事、、、凄い嬉しい、、、でも、、、」
「あ、、、達弥君、、、」
「好きなら、、、抱いて欲しいよ、、、不安なんだ、、、
俊一君が、、、ホントに僕の事好きなのかな、、、って、、、
言葉だけじゃ、、、不安なんだ、、、」
達弥は裸で泣きながら答えた。
キレイな顔を大粒の涙がこぼれる。
俊一はそんな達弥にゆっくりと近づき、
そっと抱きしめる。
「、、、ごめん、、、ホントごめん、、、僕、、、そういうの苦手っていうか、、、
なんか、、、どうして良いのかわからなくって、、、」
「俊一君、、、」
「僕も不安なんだ、、、その、、、エッチするってこととか、、、さ
恋人ならいつか、、、って思ってたけど、、、いざとなると、、、さ」
「、、、、、、」
「もしそのことで達弥君の事、、、傷つけちゃったなら、、、ほんとゴメン、、、」
俊一は達弥を抱きしめながら言った。
そんな俊一に対して達弥は、
無言で俊一の服に手をかけ、脱がせようとする。
「た、、、達弥君!?
「達弥で、、、いい、、、して、、、僕の身体、、、全部、、、愛して、、、」
「、、、良いの?その、、、達弥、、、」
「僕は、、、好きな人に抱いて欲しい、、、好きな人に抱かれたいんだ、、、
僕の、、、大好きな俊一君に、、、抱いて欲しい、、、」
達弥はそう言うと俊一に、キスをねだる。
「僕の事も、、、俊一で良いよ、、、」
そう言いながら俊一は達弥にキスをする。


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