挿入


、早くっ、いれてっ…はぁ、はぁ」
 は大きく息を切らせながらベッドの上で足を開き、自分のを目の前にいるに見せる。
 既に指で慣らされた部位は、まるで呼吸をしているかのようにひくついている。
「入れるって、何をドコにだよ?」
 そのの姿と言葉を耳にすると、は顔をにやつかせて、のして欲しいことを解っていながら問いかける。
「だからっ…、僕のに…早くっ…」
 もう我慢の出来ない状態にまでなっていたは、恥ずかしげもなく言ってきた。
 の目に映るは延々とひくつきを繰り返し、それはまるで自分を誘いかけているようにも見える。
「これが欲しいの?」
 の返事を聞くと、はそのひくつくに自分の大きくなったを当てる。
 大量の血液が流れ続けるは激しく脈打っており、その感触はを通じて前進に伝わってきた。
「うん、それっ…、早く僕のの中に入れて…」
 は自分のに感じるの熱い感覚を感じ取ると、再び恥ずかしげもなく返事を返してきた。
 そしての言葉を聞き入れると、ピタピタとに当てていた自分のを、小さな穴の中へと埋め込んでいく。
「んっ、はぁっ…すげ、どんどん入ってく…」
「はぁぁっ…の、…僕の中、入って…んっ、はぁっ!」
 ズブズブととても鈍い音を出しながら、の中へと入り込んでいく。
 指で完全に解されたは、放っておいても飲み込まれてしまいそうだった。
「奥まで入った…。動くぞ」
「んっ、ふぅっ…。んあぁぁっ!!」
 へと完全にを埋めこむと、はすぐに自分の腰を前後に動かし始める。
「はぁっ…はぁっ…。すげ、お前の、温かくて…」
「んぁぁっ! …僕の中に入って…はふぁぁっ!」
 は、の中を激しく出し入れを繰り返す。
 ぐちゅぐちゅとぬめりを持つ液体の擦れ合い、とてもいやらしい音を出していく。
「スゲー気持ち良い…お前の、すごく締め付けて…」
「僕もっ…がっ、身体の中に入って…熱い、よぉ…はふぁっ!」
 いやらしい液体の絡まりあう卑猥な音は、止まる気配を見せない。
 むしろその音は、時と共に激しさを増していく。
も、感じてんだ…はぁっ、はぁっ…」
「やっ、だ…そこ、触っちゃ…んはぁっ!」
 やがての手は、へと触れられる。
 大量の先走りの液体によって包まれたを、は優しく愛撫し始めた。
「ヌルヌルしたのがいっぱい出てる…」
「はっ、いっちゃ、やだ…っくはぁっ!」
 に触れた手を上下に動かしてやると、は身体を大きく仰け反らせてきた。
 前後に与えられる快楽を前に、は全身を走る気持ち良さの虜になってしまう。
 口からは熱い吐息と喘ぎを上げ、からは止め処なく先走りを放出し、のことを強く締め付けて放さない。
、凄くヒクヒクしてる…もうイッちゃう?」
 そしてが手で触れていたは、まるで震えているかのような動きを見せてきた。
「僕っ…もう、ダメっ、だよぉ…我慢、できなっ…はふぁっ!」
 それに合わせるよう、自身も限界が近いことを伝えてくる。
「…まだ、ダメだっ…もっと、もっとよがって見せろよな…」
 しかしはそう言って、手に持ったを強く握り締める。
 すると抑え込まれてしまった射精感を前に、は悲鳴にもにた声を一瞬あげ、だらしのない声で返事を返してきた。
「はひっ! らっ、らめっ…僕っ、おかひくなっちゃ…はぁぁぁっ!!」
「もう少し…我慢してくれよな…はぁっ」
 そう言っては自分の腰の動きを今までにないほど激しくさせ、を握り締める力も強くしていく。
 の全身には痛みにも似た感覚が走り抜けるが、もはやその感覚すらも快楽に感じてしまう。
 口はだらしなく開き、そこからは止め処なくよだれが流れていく。
「…はや、くっ…イかせ、てぇ…。頭の中、変になっちゃ…はひっ、はひっ」
 は全身は痙攣させ始め、その身体はもう限界を超えているとすぐに解る。
 それでもは自分に射精感が訪れるまでは、がイクことを絶対にさせない。
 力いっぱいに握り締めるは充血し出し、今にも破裂してしまいそうな勢いだった。
「ら、めぇ…はっ、はっ…だめぇぇ…イかせ、はふっ…てぇ…」
 はもう、何がなんだか解らなくなっていた。
 ただとにかく早く、自分のから溜め込んだものを早くに放出したい…。その一心だけだった。
「はぁっ…っく、俺ももうっ、イクッ…。っく! っくぁぁぁっ!!」
 やがての身体もと同じように大きくひくつかせると、に入れ込んだから射精をする。
 それはの全身から力を奪い去っていき、握り締めていたからも手が放れていく。
「ふっ、んぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
 その瞬間に、閉じ込められていた快楽が勢いよく外に放出されていく。
 は全身をガクガクとさせながら、そそり立つからは大量の精液が流れ出す。
…っく、すげぇ…締め付けてきやがるっ…痛いくらいだ…」
 そして射精に合わせるよう、は激しくを締め付ける。
 それは全てを自分の中に出して欲しいというようにも感じられ、は自分の精液を搾り出されているような気分だった。
「はふぁっ…の、精液…いっぱい、出てる…熱いのが…いっぱい」
 はその精液が流れ込んでくる感触を、全身で感じ取る。
 とても熱い液体は、まるで全身を流れる血液と同じように身体を駆け巡る。
「うぁぁ……っ」
…あふぁ、ふぁぁぁ…」
 はその場で瞳をボーっとさせたまま、射精の快楽と体内に感じるのことを、ひたすらに感じ続けていた。


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