+拘束 Ver2.0+
Scean3
「ん、、、あっ、、、れ、、、」
目を覚ますなり隆は自分の置かれている状況に驚いた。
身体は跳び箱に仰向けに寝かされ、紐で固定されていた。
手足も動かせないように紐で結ばれている。
ただそれもなんとなくと言う感覚だけだった。
目隠しをされており、自分の状況を知る事は感覚しかなかった。
ただ自分は今服を着ていない、、、裸だと言う事はすぐにわかった。
「なっ、、、これっ、、、」
じたばたと身体を動かそうにもどうにもならない。
「やっと起きた?」
声が聞こえてくる。誰かはわからない。
「だ、、、誰?」
「あ、、、そうか、、、目隠ししてたんだよね、、、
でも誰かなんていうことも無いよね。」
「バレたらやばいもんね。」
「そうそう。」
複数の人の声が聞こえる。怖い、、、そう思うと身体が少し縮こまる。
それを察知したのか誰かが、
「あ、、、そんなに怖がらなくても良いですよ。隆先輩。」
先輩、、、そういわれて誰だか解った、、、クラブの奴らだって、、、
「クラブの奴らだろ!!なにすんだよお前ら!!はなせよ!!」
「あぁー、、、ばれちゃった、、、まっでも良いか。」
「そうだね。特に隠すことも無いし、、、それに何人とかは解らない筈だしね。」
「なっ、、、なんのつもりなんだよ。お前ら。」
震えた声で隆が聞くと、おそらくリーダー格と思われる奴が口を開く。
「ちょっと最近隆がいい気になってるってクラブの中ではなしててさ、
いい機会だからちょっといじめてやろうって訳。」
しれっっと言い切る。
「んだよっ、、、それっ!!」
「皆そう思ってたからさ。じゃあ、、、って感じだね。」
「そうそう。皆先輩の事嫌ってましたしね。」
あっさりと言う言葉に傷つきながらも隆は言い返す。
「だったら何でこんな事するんだよ!!」
そんな言葉に対しても声の主達は、
「だって普通じゃ面白くないし、やるならそれなりに遊びたいし、、、
僕達最近エッチの事知りだしたんですよね。
それで男の人だとどんな感じなんだろう、、、って話してて、
自分でやるの怖いから誰かに出来ないかな?って思ってたし、、、」
「だから先輩の身体で試す事にしたんだ。良いでしょ?」
「ってか隆にはもう拒否権無いよね。」
怖くなった。目の前で交わされる会話に、、、