+First Love+
Scean2


最初は別に特別何か思ってた訳じゃない。
一目惚れした訳でもない。
バイト先に来た時、『新しい奴か。』その程度だった。
だけど仲良くなって、話したり、時には俺を頼ってくれる、、、
それがいつしか嬉しくなってた。
好き、、、なんだろう、、、きっと。
一緒にいたいとまで思ってしまうこともある。
だけど光流には好きな奴がいることも知ってる。
あいつとの会話の中で良く出てくるから、、、
会話してると、本当に相手のことが好きなんだってことも良く解る。
そんな話を俺は笑いながら聞いてる、、、でも本当は辛かった。
俺の前では話して欲しくなかった。
時々恋人のことで相談されることもあった。
相手のことがわからないとか、、、嫌いになりそうとか、、、
精一杯励ました。応援すると言ってあげた。
だけど、、、やっぱり、、、辛かった、、、
本当は恋人との関係を励ましたくなかったし、応援もしたくなかった。
だけど、、、それは出来なかった。
光流の幸せそうな姿、、、それが自分にとって嬉しいこと。
だから、、、出来なかった、、、


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