+White Love+
Scean3


クリスマスの日は特別な用事も無かった。
あえて言うなら友人達とパーティしようってことくらいだった。
そんなこといっても、結局は恋人のいない奴らが集まって、
愚痴のパーティーになることは明白だけどね。
それでも一人でいるよりはマシだと思った。
クリスマスは、、、一人ではいたくなかった、、、
理由は、、、やっぱり解らない。
だけど『クリスマス』と聞いてすぐに思い出すことは、
あいつと約束した事、、、
『クリスマスは一緒に遊ぼう。』
守れなかった約束、、、
もう別れたはずなのに、思い出すだけで切なくなる。
昼間家にいる間はずっとそんなこと考えてた。
ひとつのことだけずっと、、、ずっと、、、
考えれば考えるほど切なくなる、、、
「なんでこんな気持ちになるんだよ、、、」
ずっと考えてた、、、


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