+えっち+
「すげ…ヌルヌルしてきた…」
瑞樹の中で収まっていた先走りの液体は、やがて大貴の手に流れ出す。
「はぁっ、はぁっ…」
大貴の手についた先走りの液体は、動かす手を伝って瑞樹にペニス全体に広がっていく。
そして下半身にヌメりのない部分がなくなると、大貴は右手の動きをゆっくりにする。
「…そろそろ良いかな…」
「はぁっ、はぁぁっ…せんぱぃ…? ひっ! あっひ!」
与えられる快楽が止められ、瑞樹は名残惜しそうに大貴の方を見ようとする。
しかしその瞬間、快楽を与えられていた場所に痛みが走る。
「初めてか…ちょっと痛いだろうけど、我慢しろよな」
「いた、いたいっ! はっひ…ひっ、く!」
大貴の手は幼い瑞樹を、大人の形に変えていく。
今までに一度もしたことがないのか、瑞樹は激しい痛みに顔を歪ませる。
「…こんなもんか」
そう言って大貴は瑞樹のペニスを、確認するように目を向ける。
「はぁ…はぁっ…はぁっ…」
瑞樹は痛みから解放され、安堵の表情をしながら息を整えようとする。
しかし大貴は瑞樹のことを休ませることなく、再び快楽を与えようと手を動かしていく。
その手は、大人になった瑞樹の部分に触る。
「ひゃぁぁっ! はっ、はぁっ!」
初めてで慣れていないせいか、瑞樹はその部分に触れたのか解らないような距離でも敏感に反応を返す。
「初めてだしな…そのうち慣れる」
大貴はそう言いながら、瑞樹の先から出る液体で濡れた手を使い、優しく敏感な部分に触れてやる。
「はぁっ、んあぁっ、あっ! はああっ!」
大人な部分に大貴の手が触れるたびに、瑞樹は全身を大きくひくつかせる。
「もうそろそろ、イクか?」
大貴は瑞樹の耳元でささやくように言い、今まで乳首を愛撫していた左手も下半身へと持っていく。
「はぁっ…はぁぁっ…はぁっ」
瑞樹は快楽のせいか大貴の言葉に返事を返すことが出来ないが、身体はもう限界が近いことを伝えるかのように動いていた。
「ほら…イッちまえ」
「あっ、や…そんな、とこっ…あっはぁぁっ」
大貴の右手は瑞樹のペニスを愛撫し、左手は射精を促すよう、2つの小さな玉をコロコロと転がすように袋の部分を優しく揉んでやる。
ただでさえ感じる激しい快楽の他に、今までに感じたことのない羞恥が瑞樹に更なる快感をプラスしていく。
「あっふ…ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
大人になった瑞樹の先から、透明な液体に混じって真っ白な精液が大量に放出される。
小さな穴から止め処なく飛ぶ精液は、目の前にある自分のロッカーを白濁に汚していく。
「はっふ…はふぅ…はぁっ…はぁ…」
瑞樹の全身から力が完全に抜けて、大きな吐息と共に大貴の身体にグッタリと倒れ込む。
「…沢山出したな」
大貴は射精の止まった瑞樹のペニスに触れた手の動きを緩め、自分に倒れてくる瑞樹の身体を抱きとめてやる。
そして未だ朦朧としている瑞樹の唇に、そっと口付ける。
「んっ…ん…」
瑞樹は嫌がるような素振りも見せずに、大貴のすることを受け止めていた。