+えっち+


「…せ、せんぱい…」
大貴は瑞樹の身体を放すと、力の抜けている瑞樹はその場に膝をついてしまう。
「お前ばっかり気持ち良いんじゃ、割に合わないからな…」
そう言って大貴は自分でパンツを下ろして、下半身を瑞樹の前にあらわにする。
既に大きく硬さを持っているペニスは、瑞樹のよりもずっと大人を感じさせる。
「あっ…」
顔の前に出されたモノに戸惑いながらも、瑞樹はそれに目を向ける。
自分よりもずっと大人らしい大貴のモノに、不思議な魅力を感じてしまう。
「どうすれば良いか、解るよな」
「…はい。せんぱい…」
そんな魅力に惹かれるままに瑞樹はそう返事をすると、硬く大きな大貴のペニスに右手を当てる。
人の身体の一部とは思えないほどの熱さを手に感じながら、瑞樹は自分の顔をゆっくりと近づけていく。
「…んむっ、ん…」
そして口を開くと、熱い大貴のモノを中へと入れ込んでいく。
しかしヌメりのない大貴のペニスは、口の中をすぐにカラカラにしてしまう。
瑞樹はそれを解消しようと、唾液を身体の中から引っ張り出すように吸い上げる。
「へぇ…結構上手いじゃん…」
「んっ、んむっ…んむ…んっ、ん」
口の中に唾液が満ちていくと同時に、大貴のペニスを愛撫する場所も広がりを持っていく。
全体を口に含んで出し入れをしたり、舌の先を使って皮との境目部分や、先の小さな穴をチロチロと舐める。
初めてのことであるにも関わらず、瑞樹は頭の中にある知識を頼りに大貴のモノを舐めていた。
「はぁ…すげ、良いよ…瑞樹」
大貴の口からは吐息が漏れ出していて、快感を感じていることを伺わせる。
やがて大貴の先からも先走りの液体が流れてきて、唾液と混ざり合い更にヌメりを持つ。
「んっ、ん…んむっ…ん」
瑞樹はそれにあわせるように、口の動きを激しくしていく。
同時に瑞樹の手は大貴の袋へと動き、先程自分がされたよう、射精を促すように優しく触り始める。
その動きや表情は、明らかに何かを求めているかのようだった。
「欲しいんだ…俺のが」
大貴は瑞樹の欲するものを察して、そう言ってくる。
瑞樹自身、なぜそれが欲しいのかは解らない。
理由はないけれど、ただ大貴のが欲しいと思った。
「んっ…んむっ…ふぁぃ…せんぱいの…ください」
瑞樹の声に、大貴は小さな笑顔を見せる。
「良し…じゃあ出すぞ。ちゃんと飲めよ」
そう言うと大貴は瑞樹の顔を持って、無理やりに近い形で瑞樹の口へと自分のペニスを入れ込む。
そして瑞樹の口の中でペニスを上下に動かして、刺激を与えていく。
「んんーーー! んっ、んんっ」
口の中で激しく動く大貴のペニスに、瑞樹は苦しそうな表情をする。
しかしその動きはすぐに遅くなっていき、そして喉の奥へと勢い良く液体が流れ込んできた。
「っく…!」
一瞬だけ大貴の表情が快楽に歪み、瑞樹の口の中へと射精し始める。
「んっ…んぐ…んっぶ、っは」
瑞樹は口の中へと流れてくる液体の全てを飲み込もうとするが、余りにも勢いの良さと量に、口を大貴のペニスから離してしまう。
飲み込みきれない白濁の液体は部室の床へと垂れ始め、先程自分の出した精液と混ざり合う。
「はぁ…瑞樹…」
「ケホッ、ケホッ…あ…」
口へと放出された精液を飲み切れずにむせ返る瑞樹の目に、出した精液で汚れた大貴のペニスが映る。
大貴はその状態のまま何も言おうとはしなかったが、瑞樹は黙ってそれを舌を出して舐め始める。
「…そうそう、ちゃんとキレイにしてくれよな…」
白濁で汚れている部分を中心に、瑞樹は大貴のペニスを舐める。
すると僅かに萎えていた大貴のペニスは、再び硬く大きくなっていく。
「はぁ…んっ…ん」
どうして自分がこんなことをしているのか、もう自分でも解らない。
ただ自分の身体は間違いなく、大貴のことを欲していた。
「んっ…ん」
瑞樹は目の前の魅力ある大貴のモノを、ピチャピチャと音を立て、愛おしそうに舐めていた。


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