少年調教日記
-捕獲-
Scean2
「せんせー。これで良いのか?、、、ってせんせー!!」
真は雅哉に対して言う。
「、、、ん?あぁ、、、すまない、ちょっと考え事をしていてな。
そうだな、、、文字はもうちょっと大きくても良かったけど、上出来だ。」
「ほんと?良かったー。」
奥村真、、、クラスの中でも雅哉が最もお気に入りの生徒だ。
頭はさほど良くないものの、スポーツ好きで、活発な生徒だ。
今日は明日の授業で使う物の準備を手伝って欲しいって事で残ってもらった。
、、、当然『嘘』だ。
手伝いなんて必要無いし、
なによりこんな道具を授業で使う必要も無い。
2人きりになれるとき、、、ずっと狙っていた時、、、
「悪いな真。こんな時間まで手伝わせちゃって、、、
もう遅いし、帰っても良いんだぞ?」
帰っても良いんだぞ、、、心にも無い言葉、、、
「大丈夫だよ。まだ5時でしょ?それにせんせーと一緒だし。」
先生と一緒、、、真は雅哉の表しか知らない、、、
『優しくてカッコいい先生』という表、、、
「そうか、、、悪いな。」
5時とはいえ、職員室には教師が残ってる。
流石にこんな時には出来ない、、、
雅哉にしてみれば自分の気持ちを抑えるだけで精一杯といった感じだった。