+tentacle+
Scean2
少しすると少年が目を覚ます。
「んっ、、、ここ、、、俺、、、!!」
初めは寝ぼけていたが、すぐに自分の状況を思い出す。
コウの目の前には鏡をはさんで貴章と助手の姿が見えた。
「出せっ!!こっから出せよ!!」
全身を動かしながら大声を上げる。
しかし両手両足ともに錠がなされていたため、起き上がることすらもままならない。
「っと、、、やっと起きたね。」
「起きたね。じゃねーよ!!さっさとこっから出せよ!!」
コウは声だけの抵抗ずっと繰り返していた。
「じゃあ早いところ始めようか、、、」
「ですね、、、」
そう言うとコウの錠が外され、同時に左右の壁から触手が出てくる。
「なっ!!」
触手は早い動きでコウの両腕と両足に巻きつき、上に持ち上げる。
「なんだよっ!!コレっ!!」
コウは腕や足に力を入れ抵抗しようとするが、触手は一向にビクともしない。
「今回の実験体、、、元気が良いし、少しハードにやってみるか、、、」
貴章がそう言うと、目の前のスイッチを押していく。