+恋人+
Scean4


『、、、言い過ぎた、、、』
洋介はすぐにそう思った。
結局自分は大輔の気持ち全然考えてなかった、、、って、、、
大輔にしてみれば『好きな人と2人で、、、』って事だけで嬉しかったんだ。
なのに、、、俺、、、全然、、、
大輔を抱いた時、必ず守ると決めたはずなのに、、、
好きかわからない。でも、、、守ると決めたのに、、、
また大輔を傷つけてしまった、、、
そんな自分が情けなくなってきた。
自分の事しか考えてなかった、、、そんな自分が情けなくて仕方がなかった。
「、、、大輔、、、探さないと、、、謝らないと、、、」
本当は大輔に合わせる顔なんて無い、、、でも、、、自分の気持ちは伝えたい、、、
洋介はそう思っていた。
「まだ、、、そんな遠くへは行ってないよな、、、」
そんな独り言を言いながら、洋介は街中を探し回っていた。


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